ナーシングホーム 温 -on-
がん終末期の方に、
食べる喜びを。
「もうひとくち」
「あしたも食べたい」
たくさんは食べられないけれど、
おいしいと感じること。
食べたいと感じること。
食べる喜びを支えるため、
『緩和ケア特別食』をはじめます。
人生最後の食事を、人生最高の食体験に。
人生で一番おいしいを目指して。
「もう食べられない」
そう言われる患者さんは少なくありません。
がん終末期になると、食欲は低下し、体力も落ち、食べられる量は少なくなります。
だからといって、
「食べられれば何でもいい」
のでしょうか。
私たちはそうは考えません。
人生の最後だからこそ。
残された時間が限られているからこそ。
その一口には大きな意味があります。
食べることは、生きること。
私たちは栄養補給のためだけの食事を作っているのではありません。
食事には栄養以上の価値があります。
香り。
味わい。
季節感。
思い出。
家族との会話。
食べることは、生きることそのものです。
私たちは患者さんに、
必要なカロリーではなく、
食べる喜びを届けたいと考えています。
「もうひとくち」
「あしたも食べたい」
それが私たちの目標です。
私たちは食事を作るとき、
栄養価やコストだけを見ていません。
患者さんが
「おいしい」
と言ってくださるか。
さらに、
「もうひとくち」
と思ってくださるか。
そして、
「あしたも食べたい」
と思ってくださるか。
そこを追求しています。
おいしさは、贅沢なのでしょうか。
私たちはそうは考えません。
人生の最終段階においても、
おいしいと感じること。
季節を感じること。
好きな味を楽しむこと。
それは贅沢ではなく、
人として自然な願いだと思うのです。
おいしさに妥協しない。
だからといって、高額にもしたくない。
私たちは、緩和ケア特別食を特別な人だけのものにはしたくありません。
高品質な食材。
手間のかかる調理。
設備への投資。
これらは本来、大きなコストを伴います。
しかし私たちは、
「おいしいものを食べたい」
という願いが、
経済的な理由で制限されるべきではないと考えています。
病気になると、
多くの医療費や介護費が必要になります。
そのような状況の中で、
食べる喜びまで諦めてほしくありません。
私たちは、
人生の最終段階においても、
食べる楽しみを守りたいと考えています。
私たちは、そのために挑戦します。
旬の素材を選ぶ。
素材の個性を引き出す。
余計な味でごまかさない。
主役を際立たせる。
春には春の味を。
夏には夏の味を。
秋には秋の味を。
冬には冬の味を。
私たちは季節ごとの食材を取り入れながら、
患者さんに小さな感動を届けたいと考えています。
おいしさと食べやすさの両立へ。
どれほどおいしい料理でも、
食べることができなければ意味がありません。
私たちは専用調理機器を活用し、
驚くほどなめらかな食感を実現しています。
それでいて、
素材の香りや味わいは失わない。
おいしさと食べやすさの両立を目指しています。
人生最後の食事だからこそ。
私たちは、
「終末期だから仕方がない」
とは考えません。
残された時間の中で、
少しでも笑顔になれる瞬間を作りたい。
食べることを楽しんでいただきたい。
ご家族に、
「今日はおいしそうに食べてくれた」
という思い出を残していただきたい。
それが私たちの願いです。
私たちが目指しているもの。
栄養補給ではありません。
介護食でもありません。
私たちが目指しているのは、
人生最後の食体験を、
人生最高の食体験にすることです。
おいしいものを食べたい。
もうひとくち食べたい。
あしたも食べたい。
その願いは、
人生のどの段階においても大切にされるべきだと私たちは考えています。
だから私たちは、
「人生で一番おいしい」
を目指しながら、
「誰もが手を伸ばせる価格」
にもこだわり続けます。
私たちが作ります

私たち管理栄養士がメニューを考案した
がん終末期の方の、緩和ケア特別食がはじまります。
絶対に妥協しない材料を選定し、可能な限り高品質なものを使用し
「もうひとくち」
「あしたも食べたい」
という食べる喜びを支えてまいります。
「緩和ケア特別食」に使う原材料は
希少価値が高く、こだわって栽培した野菜やフルーツ
旨味がのった、鮮度の高い肉や魚
原材料はこだわり抜いたものを使用します。
厳選したお野菜は糖度が高いうちに調理し
余分のものは加えず、素材の旨味をいかしたレシピを考案していきます。
旬のおいしい素材を、召し上がって頂けることは
私たち管理栄養士の喜びでもあります。
医療には限界があります。
しかし、食べる喜びを支えることはできます。
私たちは、その一口を最後まで大切にします。
たに在宅クリニック
理事長 谷 鎮礼























